アトピーっ子の痒み対処法に悩むお母さんお父さんへ

アトピーっ子

このページを開いて下さり有難うございます。私も幼い頃からアトピーと付き合ってきたひとりです。 年々増加しているアトピー性皮膚炎患者数。2017年で日本に51万人いると言われています。アトピー患者を年代別でみると乳児で最大32%、幼児が同27%、小学生は同15%発症しているそうです。小学生以下で74%を占めていますね。小学生以下のアトピーの子供を持つ親さんに是非読んでいただきたいです。 冒頭申し上げた通り、私自身ずっとアトピーで悩まされてきたママです。小学生の時は包帯を巻いて学校に通い、ステロイドを飲んで塗ってとそんな時代もありました。完治までは至っていませんが今は通院することもなく、ひどい痒みに襲われることもなく、穏やかな毎日を送っています。 小さい頃、親に「掻いちゃダメ」とか「クリーム塗ったの?」とよく言われたのを未だ覚えています。どちらかというと怒られてた…そんな記憶です。ただ、父親は痒くて眠れない私の腕を一晩中ポンポンと優しくさすってくれることもありました。温かい父親の優しい手のぬくもりも昨日のことのように覚えています。 以下、NPO法人日本アトピー協会さんが発行なさっている通信紙「あとぴいなう」も参考にしつつ、我が体験を一例としてお伝えすることで情報提供できれば幸いです。通信紙「あとぴいなう」からの抜粋部分は斜字下線にて記します。

「掻いちゃダメ!」が日常ワードになっていませんか?

今私が母親となり、「掻いちゃダメ!」言いたくなる気持ち、とってもよく分かります。(笑)「掻くとひどくなるよ!」とお肌をボリボリ引っ掻く娘にすっごく言いたくなります。ただ私自身、痒いという辛さが身に染みて分かるので、「痒いよね」という言葉に変換されているわけです。自分がアトピーじゃなかったら娘が掻く度に「掻いちゃダメ!」と怒っちゃったと思います。 ただひとつ、気にかけてほしい事があります。「掻いてはダメ」と注意されるとそれが大きなストレスになり、逆に掻破行動が強くなってしまう事があります。振り返ると自分もそうだったかも…って思います。重症のアトピー性皮膚炎の患者さんの98%に習慣的な掻破行動がある報告や、重症のアトピー性皮膚炎の患者さんの87%に嗜癖的掻破行動(痒みを感じていない時にも皮膚部位を掻く動作)があり、その80%にストレスの関与があったと報告されています。掻く事を注意されている事がストレスになっていることもひょっとしたらあるかもしれません。あるいは学校生活や家庭等何かがストレスとなっていて、掻く行為がエスカレートしている可能性もあります。アトピーが原因で親も子も違う方向にお互いイライラしてしまう事もあるかと思いますが、親がちょこっとだけ辛抱して、何がストレスとなっているだろうか、どう対策してあげようかを考えてみるのも必要な気がします。もし「掻いちゃダメ」ってよく言ってるなぁなんて思ったら「痒いよね」「掻いてるよ、大丈夫?」という言葉に一度替えてみましょう。無意識に掻いている時もあると思うのでそれをそっと知らせてあげることは必要かなと思います。

なぜ夜にかゆみが増すのだろう

「子供の夜中にボリボリ掻く音で目が覚める」こんなことありませんか? 日中は交感神経活動が痒みを抑制していますが、深部体温が夕方以降に上昇し、就寝後に分泌される「メラトリン」の作用によって下がるそうです。しかし、夜更かしや寝る直前のテレビやスマホなどの光でメラトリンの分泌が減少し、深部体温が下がらなくなるとか。さらに、起痒物質として知られるIL-2(インターロイキン-2)は夜間に増加し、一方で内因性ステロイドは夕方以降最低値になることもあり、寝るころにちょうど痒くなる要因がそろってしまうのかもしれません。夜間のメラトリンレベルの低下は、アトピー児の睡眠障害と関連して症状を増加させます。また、このメラトリンは睡眠を誘導して抗炎症作用を有することからアトピー治療に有効であると考えられています。 ついついリラックスも兼ねて夜のテレビやゲーム、スマホ、タブレットはしちゃいがちですが、出来る限り控えて、痒くなる要因を減らしましょう。

アトピーっこに何がしてあげれるだろう?

私は浄水シャワーを取り扱う会社でお問合せ担当をしているので、アトピーっ子の親さんとほぼ毎日お話しています。 「痒そうだから何とかしてあげたい」「頭皮から粉が落ちるのが原因で思春期の息子がいじめられないか心配だ」人それぞれ観点は違いますが、なんとか症状を良くしてあげたいという想いは同じです。では何がしてあげれるか。みなさまが実践されていることばかりかとは思いますが、挙げてみたいと思います。低学年や幼児も対象にしての記載になりますので、年齢に合わせて親がすべきことと子どもがすべき事はご判断くださいませ。基本的には痒くなる要因であったり、症状が悪化する要因を減らすことがポイントです。

  • 爪をこまめに切る。無意識に掻く場合は手袋も検討する。
  • 部屋をきれいに保つ。寝具の手入れをできるだけほぼ毎日行う。
  • アレルギーとなる食べ物や動物・植物をさける。
  • 汗をかいたらシャワーを浴びる。
  • シャワーの湯温はぬるめに。塩素を除去してあげる。
  • 保湿剤は浴槽の中で塗る。
  • 加湿器や空気清浄器の利用を検討してみる。
  • 夜のテレビやスマホの利用を控える。

わたしの入浴に関するスキンケアのお話

お風呂から出るとすぐに象の肌のような皮膚の状態になるのが私の悩みでした。特に首とひじ。皮膚カピカピになってお肌がつっぱる感じと言えばうなずいてくれる人もいるのではないでしょうか。頭皮からも首からも毎日のように皮がめくれてました。現在アトピーはほぼなくなりましたが、今なお以下のようなことを意識して入浴しています。あくまで個人的な話なので参考になれば一度お試しください。

  • 冬場も湯温は38度。浴槽に長い時間浸からない。痒いところに熱い温度のシャワーをかけると気持ちが良くてやってしまいがちですが、あとからもっと痒くなっちゃうと思うのでこれはやらない方がいいと思います。
  • 化粧水・保湿剤は浴室で塗り上げる。浴室から手の届く所に保湿剤などを用意しておく習慣をつけてみましょう。やってみて調子がよさそうだったら続けてみてください。
  • 痒みを感じるときは保冷剤を痒い部分にあてて掻かないようにする。掻かないことが大切ですので、痒みがひく対策をするといいかなと思います。

塩素除去シャワーっていいの?

「塩素除去シャワーっていいの?」お電話でよくいただくお言葉がこれです。(笑) ステロイドなどの薬ではないので、使って数日でキレイになる現象はほぼないと思っていただきたいです。ですが、多く方が塩素除去のシャワーヘッドを使って「お湯のまろやかさが水道水の時と全然違う!」と体感なさっています。そして私もお湯のやわらかさを体感しているひとりです。未だフィルターを交換するたびに感じます。そう体感するのは塩素によるピリピリ感がなくなるからだと思います。 原理として、塩素はタンパク質を酸化させ保水力や保湿機能を低下させるおそれがあります。ですので塩素除去することで肌の状態を悪化させる要因を排除することができます。  

塩素除去シャワーヘッドのお試しってあるの?

塩素除去シャワーヘッドはそんなにお安いものでもないので、買って後悔することがあったらどうしようって思う事もありますよね。真剣にお肌と向き合っていらっしゃるからこそそんなお悩みもあるのだと思います。実際に私もいろんなシャワーヘッド試しました。笑 MIZSEI(水生活製作所)には30日返金保証の制度(メーカーが運営するネットショップMIZSEI SHOP購入者に限る)があります。安心してお使いいただきたい想いと、長く愛用頂き効果を感じていただきたいというスタッフの強い想いで2020年12月より開始いたしました。 30日間返金保証制度の詳細はコチラ 。私は元々MIZSEIのシャワーヘッドを気に入って使っていて、偶然にも今はご縁あってMIZSEIで働いています。 余談ながら、私がMIZSEIのシャワーヘッドを気に入った理由は、ろ材が活性炭だったこと、コスパが良かったこと、鉄さびや汚れも取り除いてくれることです。お住いの地域などによって異なりますが、初めてフィルターに付着した汚れをみたときはぞっとしました。アトピー協会推薦品ですし、化学物質過敏症の方に向けたCSセンターが発行している生活用品リストの本にも掲載されているので、安心かなと思います。    

お問合せ・ご購入

私はアトピーっ子のひとりにすぎませんが、塩素除去シャワーヘッドのみならずアトピーについての私の経験談でよろしければお話させていただきますので、お気軽にご連絡下さいませ。 ナビダイヤル:0120-39-4532 TEL:0581-23-4132 メール:information@mizsei.co.jp LINE:https://line.me/R/ti/p/%40798tgrke