マイクロナノバブルシャワーヘッドが話題だけど、種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…そんな風に感じていませんか?
ナノバブルの発生方式には、主に3つのタイプがあり、それぞれに特徴と適した用途があります。
バブルを発生させる仕組みの違いを分かりやすく比較し、あなたにぴったりのタイプを選ぶヒントをご紹介します。
水圧が低下しにくいバブル発生方式の解説はこちら:
水圧が低下しにくいマイクロナノバブルシャワーヘッドのバブル発生方式ランキング|MIZSEI
迷ったらコレ!目的別おすすめシャワーヘッド方式
- コスパ重視・日常使いに最適:キャビテーション方式
- とにかく安さ重視:ベンチュリー方式
- 美容や医療レベルの効果を求める:加圧溶解方式
マイクロバブルとナノバブルの違い
マイクロバブル
- 泡の大きさ:1〜100μm
- 白く濁って見える
- 肌表面の汚れや皮脂を浮かせて落とす。血行促進効果も
ナノバブル(ウルトラファインバブル)
- 泡の大きさ:1μm未満
- 透明で見えない
- 毛穴の奥まで浸透し、保湿・洗浄・美容効果が高い
目的別で選ぶなら?
- しっかり汚れを落としたい → マイクロバブル
- 肌の潤い・透明感を重視 → ナノバブル
- どちらも欲しい → マイクロナノバブル対応
マイクロナノバブルシャワーヘッドは種類が多すぎ?選ぶ前に知っておきたい3つの方式
① 加圧溶解方式(高機能・高価格帯)
水に空気を圧力で溶かし込み、一気に開放することで泡を発生。マイクロ・ナノともに大量発生。
→ 高機能だが本体価格はやや高め。
② キャビテーション方式(バランス型)
水の流れの変化で自然に泡を作り出す。ナノバブルも発生しやすく、価格も手ごろ。
→ 性能とコスパのバランスが良く、家庭用に人気。
③ ベンチュリ方式(価格重視型)
水流の勢いで空気を取り込んで泡を作る方式。ナノバブルはやや少なめ。
→ 手軽にマイクロバブルを体感できる。
💡キャビテーション式・ベンチュリー式・加圧溶解式の比較表
方式名 | 特徴 | ナノバブルの発生効率 | コスト(製品価格帯) | メリット | デメリット | 主な採用製品例 |
---|---|---|---|---|---|---|
キャビテーション方式 | 流体の圧力変化で気泡を発生させる方式 | 高め | 低〜中 | ・構造がシンプルで安価 ・壊れにくい ・高効率でナノバブルを生成できる |
・条件によって気泡サイズがやや不安定なこともある | ジョワーシリーズなど |
ベンチュリー方式 | 細い管で水を加速・減圧し、空気を吸引して気泡を作る | 中程度 | 低〜中 | ・安価で製造がしやすい ・ある程度安定して気泡が発生 |
・空気吸引のため外部の空気取り込みが必要 ・気泡が比較的大きくなりがち |
一部の低価格シャワーヘッドなど |
加圧溶解方式 | 水と空気を高圧で混合し、減圧によって微細な気泡を作る | 非常に高い | 高価 | ・極めて安定して高濃度のナノバブルを生成 ・医療や工業用途にも使われる |
・装置が大きく高価 ・家庭用シャワーヘッドとしてはオーバースペックになりやすい |
一部の業務用ナノバブル装置など |
キャビテーション方式を採用!MIZSEIのシャワーヘッド
MIZSEIのマイクロナノバブルシャワーヘッドは「キャビテーション方式」を採用。ナノバブルの発生効率が高く、しかも手頃な価格を実現。ベンチュリー方式より効果的で、加圧溶解方式よりも手軽に導入できます。
また、MIZSEIのマイクロナノバブルシャワーは第三者機関で泡の大きさや数を測定しています。 その結果、96%以上が目に見えないナノバブルだということがわかっています。
浄水機能の付いた「バブリージョワー2.0」
人気のマイクロナノバブルシャワーに、塩素を除去する機能をプラス。活性炭と不織布のフィルターで水をろ過し、ゴミやニオイの原因物質まで取り除きます。ミスト水流機能も搭載しており、美容シャワーヘッドにほしい機能がこれ1本にすべてつまっています。
マイクロナノバブルに特化した「バブリーミスティ2.0」
マイクロナノバブル・ミスト水流・ストップボタン・節水と、必要な機能は全て搭載しています。
ポイントは、ナノバブルシャワーの中では購入しやすい価格であること。ナノバブルシャワーヘッドは平均して2~3万円ほどですが、バブリーミスティ2.0は1万円前後で購入可能です!(※カラーとストップボタンの有無により異なります。)
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電話番号:0581-23-0570(平日9:30~17:00) メールアドレス:information@mizsei.co.jp

参考文献
UFB DUAL|ナノバブルの発生原理とは? 技術や特性を解説
ファインバブルネットワーク|ファインバブルの技術
上山智嗣、宮本誠『マイクロバブルの世界』株式会社工業調査会 2006年
柘植秀樹『マイクロバブル・ナノバブルの最新技術』株式会社シーエムシー出版 2010年
ファインバブル学会連合『ファインバブル入門』日刊工業新聞社 2016年