凍結破損防止に。巻いて、締めるだけ。蛇口マフラー【使い方のコツ】

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【目次】


1.蛇口マフラーについて(用途)

冬の寒さによる凍結破損から、蛇口を保護する効果が有ります。 ※凍結を完全に防止するものではありません。

2.お取付方法(ご注意とコツ)

シリコンマフラーと蛇口の表面に水滴がないことを確認してください。

どちらかに水滴がついた状態で巻いてしまうと、シリコーンと蛇口がうまく密着しません。 水滴が凍ることによって余計に破損しやすくなる恐れもあります。 小さなゴミ(砂など)が付いていないことを確認してください。 乾いたタオルなどでふき取りましょう。

よく伸ばして巻いてください。

<p.シリコーンは伸縮性のある素材です。 よく伸ばして蛇口に巻くことで、蛇口と密着しやすくなり、効果が高まります。 マフラーの幅が1/2くらいになるくらいぎゅっと伸ばしましょう。

一次側を重点的に巻いてください。

蛇口は、止水する部分を境にして「一次側」と「二次側」にわけられています。 一次側には常に水が溜まっている状態なので、この部分を重点的に巻くと効果的です。 隙間の無いように、ぴったりと何重にも巻いてください。

3.お取付けできない水栓

蛇口図面

一般的な横水栓・二口横水栓にはお取付けができます。 ある程度大きさがあったり、止水部分が3か所以上ある水栓は、長さが不十分で効果が得られない可能性があります。長さが不十分な場合には蛇口マフラーを複数個ご用意ください。

4.ご注意

  • 本来の用途以外の目的でのご使用はお控えください。
  • 思わぬケガをする恐れがあります。
  • 小さなお子様の手の届かない場所に保管してください。
  • 誤って口にしたり、手足等に絡まる恐れがあります。
  • 本製品は凍結防止を目的とした製品ではありません。
  • 通常の水抜き作業にプラスして巻いていただくことで、凍結による破損からより蛇口を守ります。
  • 破損・変形が見られた場合は使用しないでください。
  • 十分な効果が得られないことがあります。
  • 火気の近くおよび高温多湿の場所で保管しないでください。
  • 思わぬ事故になる場合があります。

5.<実験してみました>凍結破損防止

5-1.実験方法

同じ形の蛇口を二つ用意します。 どちらの蛇口も、一次側に水が入っている状態で止水します。 一つに蛇口マフラーを巻き、もう一つには何も巻きません。 冷凍設備を使用し-20°で12時間放置しました。

5-2.実験結果

蛇口凍結実験

蛇口マフラーを巻いた蛇口は外観に変化はありません。 対して、何も巻かなかった蛇口は一次側部分の表面がモヤモヤと波打っています。

このもやもやは何?

実験結果 蛇口が凍結すると、蛇

口表面のメッキが収縮してモヤモヤするメッキ剥がれがおきます。 蛇口の鋳物(本体)に巣(小さな穴)やキズがあった場合、これが原因で破損が起きやすくなります。

6.よくあるご質問

Q.シリコンの圧着が弱くなってきました。

Q.シリコンに砂や小さなゴミが付きます。

A.水洗いをして十分に乾かしてから再度使用してください。

Q.シリコンが長すぎるのですが

A.シリコンはハサミで簡単に切ることができます。(切ったら元には戻りません)

Q.伸びがいいのですがどれくらい引っ張りながら巻けばいいですか。

A.シリコンの幅が1/2になる程度に引っ張ってください。

■「蛇口マフラーの使い方動画」を見る

7.お問合せ


お電話:0581-23-0570 メール:information@mizsei.co.jp 株式会社水生活製作所 開発部 岐阜県山県市東深瀬94-2